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顎関節症の原因 2017-08-17T18:52:16+00:00

顎関節症の原因

顎の痛み、咬合の筋肉の痛み、さらには肩こりや首こりなど全身の不調などで悩まされていませんか?その症状は顎関節症かもしれません。顎関節症を引き起こす原因は、「歯ぎしり・噛みしめ」「日常生活の癖」「食習慣」「外傷」「ストレス」など様々です。

顎関節症は、医学的にもまだまだ未解明な部分が多く“現代病”と言われる病気です。ここでは顎関節症の原因が「よく分からない」「もっと深く知りたい」という方のために顎関節症の様々な原因について解説します。

“顎関節症7つの原因”

どれも日常生活に起こりうる原因ですので、どんな人にでも顎関節症のリスクは潜んでいると言えるでしょう。
大切なことは、少しでも顎関節症の兆候を感じたら原因を特定して治療に臨むことです。顎関節症の7つの原因をもっと詳しく見てみましょう!

噛み合わせ
ストレス
咀嚼
外傷
姿勢
睡眠
体型(肥満・痩せ身)

顎関節症の原因とは?

顎関節症を引き起こす原因は人によって違いますが、「歯ぎしり」「食いしばり」「虫歯」「抜歯」「食生活」さらには「悪い姿勢」など多岐にわたります。その原因は一つとは限らず、いくつかの原因が積み木のように重なって顎関節症が発症すると言われています。
成人の約1/3の人が顎関節に何らかの問題を抱えていると言われています。つまり顎関節症は誰もが何かのきっかけにより発症する可能性がある病気なのです。

顎関節症の原因が何かを知ることが重要

顎関節症はその言葉のとおり、顎の関節の異常が原因となって口腔内や顎周辺に様々な症状があらわれることがあります。口腔内や顎周辺だけでなく、全身に痛みや不調がでて深刻な不定愁訴(ふていしゅうそ)に悩まされることがあります。
※不定愁訴…「頭が重い」「イライラする」「疲労感が取れない」「 よく眠れない」などの、何となく体調が悪いという自覚症状を訴えるが、検査をしても原因 となる病気が見つからない状態を指す。
顎関節症の原因の中には、癖や習慣などにより本人は無意識・無自覚のまま病態が進行しているケースも少なくありません。「痛みの箇所はどこか?」「不調の原因は何か?」「顎関節症を引き起こす癖や行動がないか」など、その原因を知ることが大切になります。

噛み合わせが原因

噛み合わせの悪化は顎関節症を発症させる大きな原因の一つと考えられています。

一見キレイな歯並びで噛み合わせに問題がなさそうに見える場合でも、実は本人が気づいていないだけで咬合異常が起きていることがあります。その多くが歯や顎を含めた口腔内や顎周辺の問題や癖や習慣によるもので、「虫歯」「歯の摩耗」「歯の欠損」「親知らず」「頬杖」「指しゃぶり」「幼児期の食習慣」などがあげられます。

また、先天的な顎の形状、歯の状態、過剰歯、欠如歯などによって噛み合わせが悪くなるケースもあります。

歯の摩耗(すり減り)

歯は、食事のときの「すり合わせ」、睡眠中の「歯ぎしり・噛みしめ」などの接触により少しずつすり減っていきます。歯がすり減ってくると、歯の高さが徐々に低くなってきます。歯の高さが低くなると、噛み合わせが深くなるために、下顎をより上顎へ向かって持ち上げなくてはならなくなります。

すると、下顎を持ち上げる動きをする閉口筋の動きが大きくなり、顎関節に異常をきたします。また、偏咀嚼や強い歯ぎしりにより片側の歯の摩耗が大きくなり、「左右の顎位がズレる」、「噛み合わせが悪くなる」ことから顎関節症を発症しやすくなります。

歯の欠損

外傷や虫歯などによる歯の欠損が顎関節症の原因となることがあります。
虫歯や歯周病による抜歯後に補綴物(入れ歯やブリッジ)を入れずに放置しておくと対合歯(たいごうし)という噛み合う相手の歯が長く伸び、欠損部位に食い込んできたり、隣の歯が倒れ込んできたりします。この結果、歯並びが全体的にズレてきてそれにともない噛み合わせもゆがんでくることがあります。
歯の欠損が左右の顎位(がくい)にも影響し下顎の偏位という顎関節症の原因につながることがあるため、噛み合わせに不調を感じたら改善が必要です。

親知らずのいたずら

親知らずは噛み合わせに影響し顎関節症の原因になると言われています。
女性の中でも特に顎が小さい人の場合には、親知らずが生える場所がないため、横や斜めに生えてくることがあります。そんな親知らずが、いたずらするように奥歯や前歯に圧力をかけるため歯列が乱れてしまうことがあります。
また、親知らずの歯の一部分だけが外に出ていたり、頭を出さずに完全にもぐっている人もいます。本来の位置とは違う骨の中にあるために、顎をゆがめ、頭蓋骨にも悪い影響を与えてしまいます。
親知らずのいたずらの対策としては抜歯することが一つの解決方法としてありますが、必ずしも親知らずを抜歯することが適切と言えないケースもあります。抜歯することで噛み合わせが悪化して顎関節症が進行することもありますので注意が必要です。

乳児・幼児期からの食習慣

乳児・幼児期からの食習慣の変化が原因で顎関節症患者が増えているという指摘があります。その理由として、食事の欧米化、インスタント化により咀嚼回数が減ることで顎関節周辺が脆弱化するということがあげられます。

例として
・乳児の時に母乳ではなく人工乳で育った人の中に ミルクが簡単に出やすい哺乳瓶を使っていた場合舌や頬、顎などの咀嚼運動(噛む行為)がされ辛い。
・噛まずに飲み込める柔らかい食品を好んで食べているうちに噛む回数が減って顎が成長できずに歯が正しく並ぶスペースがないため歯列が乱れて生えてきてしまい噛み合わせが悪くなる。

などが顎を未発達にする原因です。

外傷による原因

顎関節症の原因の中には、自分の癖や体の不具合から起こるだけでなく、何らかの外傷により顎に衝撃が加わることで発症することがあります。
スポーツや交通事故などで、下顎に強い打撃を受けると解剖学的にその衝撃が顎関節に響いていきます。外傷による顎関節症のそれぞれの原因を見ていきましょう。

スポーツ

スポーツが原因で顎関節症を引き起こすことがよくあります。特に顎関節に打撃や衝撃を受けたり、口腔内や顎に緊張や負荷をかけるスポーツは注意しなくてはなりません。
顎関節に負担をかける代表的なスポーツが「スキューバダイビング」です。スキューバダイビングは、海中でレギュレーターとよばれるマウスピースのようなものを咥えて背中に背負った空気ボンベから高圧の空気を直接吸い込みます。冷たい海中の中でレギュレーターを長時間強く咥え続けて息を吸う行為は、顎関節、咀嚼筋に大きな負担をかけることになります。
また、コンタクトスポーツの「ラグビー」「アメフト」、格闘技系の「レスリング」「柔道」なども顎関節に強い圧力や衝撃を受けることがあるスポーツです。
さらに「ボディビル」のように激しい筋トレをおこなうスポーツや、「ウェイトリフティング」のような自分の体重よりも重いバーベルを持ち上げる競技も強い食いしばり・噛みしめを長時間おこなうため顎関節症になりやすいと言われています。

転倒・殴打・交通事故

転倒、殴打、交通事故などが原因で顎関節症が発症することがあります。
何らかの「アクシデントによる転倒」、「トラブルによる殴打」など、顎を強打することで歯がグラついたり、歯が抜けることがあります。歯が抜けるほどの外力が顎に加わると、その力は顎関節、筋肉、靭帯にも及びます。また歯を失うことにより噛み合わせが悪化することがあります。
交通事故では後続車の激しい追突により、シートベルトを締めていても体がしなるような頚椎捻挫(むち打ち)になりますが、このとき上下の顎にも強い圧力が加わり顎関節に大きな負担をかけます。
予期せぬ顎への衝撃・打撃が顎関節症の発症原因となることがあります。

日常生活・癖・行動による原因

日常生活での癖、趣味、行動が原因となって顎関節症をひきおこすこともあります。
就寝中の「歯ぎしり」、日常生活の「姿勢」、趣味の「吹奏楽演奏」「弦楽器演奏」「バイオリン」など、無意識、無自覚なまま顎関節に負担をかけ続けることにより顎関節症を発生させることがあります。
どのような原因が潜んでいるか見ていきましょう。

睡眠環境、歯ぎしり、食いしばり

歯ぎしり、食いしばりは、顎関節症を引き起こす癖として代表的なものです。
就寝中に歯ぎしり・食いしばりをする原因には、「咬合異常」「ストレス」「気道の確保」、「疲労」などがあげられます。
歯ぎしりが強い人は、継続的に歯にガムを噛んでいるときの数倍以上の力を顎にかけていると言われています。歯ぎしり、食いしばりを頻ぱんにすることで、歯がぐらついたり、歯を押し出したり、倒したり、と咬合異常を招くことになります。また、顎周辺の筋肉痛、頭痛などに悩まされます。
さらに自律神経にも影響して睡眠障害になるなど、顎や噛み合わせの不調、ストレスがメンタルの不調となり顎関節症を悪化させます。
歯ぎしり、食いしばりを予防する一般的な方法としてはナイトガードの着用があげられます。ただし、自分の歯に合わないナイトガードの着用は逆効果となることがありますので注意が必要です。

偏咀嚼(へんそしゃく)

顎関節症の原因の中には食事中の偏咀嚼(へんそしゃく)というものがあります。
食事の時は左右バランスよく噛んで食べることが大切です、右側の歯だけ、あるいは左側の歯だけを使う片側噛みの癖がある人がいます。また、片側が虫歯や差し歯があるため自然と健康な歯ばかりを使うというケースもあります。
そのような偏った食べ方を偏咀嚼(へんそしゃく)と言いますが、偏咀嚼の癖があると片方の咀嚼筋ばかりを使うことになり、使う側の筋肉はどんどん発達していきますが、使わない方の筋肉は弱っていきます。
また、噛む側の筋肉が縮むので下顎の左右のバランスが崩れて、やがて顎関節が変形し、顎関節円板が異常をきたし顎関節症になります。

TCH(Tooth Contacting Habit)による噛みしめ癖

TCHとは、Tooth Contacting habitの略で、朝起きてから寝るまでの活動時間中に上下の歯を接触させる癖のことです。このTCHも顎関節症の一つの原因とされています。
人間は緊張やストレスを感じると歯を噛みしめたり、食いしばったりしますが、TCHの癖がある人は本人に自覚がないまま長時間噛みしめています。上下の歯は咀嚼や会話以外では常に離れているのが正常な状態ですがTCHがあると下顎を常に持ち上げて歯を接触させていることになります。つまり顎関節や歯に長時間負担をかけているのです。
それにより、「咀嚼筋群の緊張・筋肉痛」、「歯のぐらつき、左右の歯の不自然な摩耗による咬合不正」さらには睡眠時に歯ぎしり・噛みしめ癖を誘発させることにもなります。

管楽器・弦楽器の演奏、発声練習、カラオケ

趣味の音楽演奏、長時間のカラオケなども顎関節症の原因となることがあります。
実は吹奏楽部の学生や、管楽器の演奏者にも顎関節症患者は少なくありません。トランペットやサックスなどの管楽器は、同じポジションでマウスピースを長時間くわえ続けるため顎周辺に大きな負荷がかかります。さらに演奏を失敗できないという緊張・ストレスが症状を進行させます。
また、趣味がカラオケの人やプロ歌手にも顎関節症患者がいます。これは発声をする際に口を大きく開けるため開口筋を必要以上に使うようになり負担をかけることが一因です。

顎は「開け過ぎ」も「閉め過ぎ」も顎関節症の原因となってくるのです。

歯を鳴らす、顎を動かす癖がある

歯をカチカチ鳴らすタッピングと呼ばれる癖や顎を無意味に動かす癖も、顎関節症の原因になります。
下顎骨は頭蓋骨からぶら下がっているだけなので「咀嚼中」、「会話中」などを除き上下の歯は当たっていません。上下の顎は歯があたらない様な位置で開閉口筋のバランスがとられています。
ところが、歯をカチカチ鳴らす癖は、筋肉は閉口を必要以上に使って筋肉に負担をかけ続けている状態です。また、歯そのものにもダメージを与えています。
強くないタッピングであってもその数が一日何百回をも数えるようになるとダメージは蓄積され、歯周組織に影響を来たし、歯のグラつき、欠損につながることになります。

日常生活での悪い姿勢

日常生活では、様々な姿勢をとって生活しますが、その中には顎関節症の原因となるような姿勢や体勢があります。
例えば、頬杖(ほおづえ)をつく、手枕(てまくら)をする、このような姿勢は、下顎骨に横方向から力をかけることになります。下顎骨へ横方向から力がかかると顎関節内部に圧力がかかりますが、この負荷は左右で大きさが異なることになります。このような左右の負荷の不均等差が顎関節のズレとなりあらゆる障害を引き起こすようになります。
以下が顎関節の原因となる粗悪な姿勢です。このような姿勢をとる癖があるようなら早めの改善が求められます。

・頬杖をつく
・うつぶせで寝る
・横座りをする
・手枕をする
・猫背
・反り腰
・膝(足)を組む
・テレビを斜めから見る
・体を強くねじるスポーツをしている

心理社会学的・ストレスによる原因

今では顎関節症の原因にストレスがあることは多くの人に知られるようになりました。
現代社会の生活の中には、緊張、集中、重圧など多くのストレスを受けるシーンがあります。どのような原因で顎関節症とストレスが関係するのか見ていきましょう。

緊張するシーン

緊張するシーンが続くと精神的なストレスを受けますが、それが顎関節症の発症原因となる人がいます。
社会生活の中では、上司との面談、重要な商談、試験、運転中など、緊張する場面がたくさんあります。過緊張状態とは、精神的にストレスや不安を感じている状態でもあります。
緊張やストレスを感じているシーンでは、無意識のうちにぐっと強く噛みしめをしていたり、弱いながらも長時間噛みしめていることがあります。また、睡眠中には緊張や不安感から、歯ぎしり、食いしばりを断続的におこなうことから、歯や顎にダメージを与えます。
これらの過緊張や精神的な負担が続くことで顎関節症の症状が進行することになります。

集中が必要なシーン

日常生活の中での集中するシーンが顎関節症の原因となることがあります。
普段の生活では集中して物事に当たらなければならないことがたくさんあります。例えば、仕事、家事、読書、勉強、ゲームなどがあげられます。
人間は、集中力が高まっている時にアドレナリンがたくさん分泌されます。アドレナリンが出てくると人は交感神経が優位になります。すると、無意識に歯を食いしばってしまいます。
また一方で集中することで身体はストレスを受けています。前述のように歯の食いしばりや過緊張により下顎骨を上方へ持ち上げ続けて長時間の噛みしめをおこなうことがあります。そうなることで、閉口筋は常に収縮した状態になり、顎関節は圧迫された状態になります。
その結果として顎関節症が進行すると考えられます。

ショックなできごと

ショックなできごとが起こると精神的に強いストレスを受けますが、「ケガ」「身内の不幸」「離婚」「勤務先の倒産」「借金」など色々な悩みが原因で顎関節症になることがあります。
ショックなできごとがあっても、一般的に人は時間が経過することで、そのショックを乗り越えていきますが、ショックからなかなか立ち直れずにストレスがどんどん蓄積されて精神的に不安定な状態に陥る人もいます。
ショックなできごとが原因で、夜間に歯ぎしりや食いしばりをしたり、日中も噛みしめを続ける。さらに不定愁訴による痛みやイライラが顎関節症を進行させるという悪循環になります。

顎関節症の原因を詳しく知りたければ専門医へ相談

これまで顎関節症の代表的な原因を解説してきました。顎関節症は、左右の顎位という高さや回転のズレ、咬合異常により発症する病気ですが、そうなる原因は様々であることはご理解いただけたと思います。
顎関節症は初期症状の場合、ご自身の発症原因を理解して適切な処置をすることで進行を防ぐことができます。もし、ここであげた顎関節症の原因に該当する項目があれば、早めに専門医に受診することをお勧めします。
新宿デンタルオフィスでは、顎関節症でお悩みの方に無料カウンセリングをおこなっています。どうぞお気軽にご相談ください。

 

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