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顎関節症で起こる頭痛の原因と症状について詳しく解説

顎関節症になると、さまざまな病状が引き起こされますが、私たちが日常よく経験する「頭痛」も顎関節症の代表的な症状の一つです。

「朝目が覚めると頭が痛い」「仕事が終わって夜になると頭が痛む」という、顎関節症による、つらい症状を抱えた方も多いと思います。ここでは、顎関節症から頭痛が起こる原因、その頭痛を改善する方法について解説していきます。

顎のズレ・噛み合わせが頭痛になる理由とは?

一般的に、顎関節周辺の不調と頭痛は、あまり関係ないと考えがちです。しかし、顎のズレ・噛み合わせが悪くなることで頭痛の症状を引き起こすことがよくあります。

顎関節は、下顎骨の下顎頭と呼ばれる骨の部分と、頭蓋骨を構成する骨の一つの側頭骨とが、関節円板という柔らかい組織を挟んだ形でできた関節です。

顎関節は、正常な状態では左右均等に顎や頭蓋骨にかかる力を受け止めています。これが何らかの原因で下顎にかかる力が左右均等でなくなると、顎が水平ではなく左右のいずれかに傾いた、ひずんだ形で動かされることとなります。

すると、一方の下顎頭は下方に引かれ、もう一方の下顎頭は上方の側頭骨の方へ押し込まれます。この状態が長く続くと、「側頭骨など顔面骨格がズレる」「顎関節周辺の筋肉が過緊張を起こす」ことにより、頭痛の症状となって現れることがあります。

咀嚼筋(側頭筋)の緊張が原因の頭痛もある

顎関節症になると、モノを噛む時に使う筋肉である「咀嚼筋(そしゃくきん)」に痛みが発生することがあります。咀嚼筋は、側頭筋、咬筋、外側翼突筋、内側翼突筋4つの筋肉で構成されていますが、頭痛に関係する主な筋肉が側頭筋です。

側頭筋はこめかみ部分に付着した筋肉ですが、顎関節の不調・噛み合わせが悪化すると、側頭筋を含めた咀嚼筋が緊張を起こして硬直します。すると側頭筋を流れる血管が圧迫されて神経にも影響するため頭痛が起こります。

顎関節症の患者の多くが、無意識に「歯ぎしり」「食いしばり」をおこなっているケースが多いですが、目覚めた朝や仕事終わりの夕方に頭痛になることがよくあります。これは、ご説明したように、顎関節と咀嚼筋に負担をかけ続けた結果、筋肉の緊張により起きているのです。

頭蓋骨の歪みが原因になる頭痛もある

頭蓋骨は15種23個の骨がつながってできています。これらの複雑な形態を持つ骨が縫合されており、互いに影響し合いながら動的機構を構成しています。

顎関節症により下顎がずれると頭蓋顔面骨が影響を受けて「頭蓋骨の歪み」が起きることにより頭痛の症状がでます。

また、「頬づえ」「腕枕」「横向き寝」など、持続的に力をかけ続けることで頭蓋骨のバランスを崩す悪い癖も頭痛を招きます。頭蓋骨に付着する筋肉や靭帯に力が加わったり、引っ張られたりすることで、頭痛の症状があらわれます。

顎関節症に関連して起こる頭痛に多い症状の例

頭痛の症状はいろいろありますが、ここでは顎関節症で多く見られる頭痛の症状をご紹介します。

筋緊張型の頭痛

顎関節症による頭痛は、こめかみから始まって後頭部や首・肩にも痛みが波及することがあります。顎関節周辺に生じた「筋肉の過緊張」「筋肉周囲の血液・リンパ液などの循環不良」「神経への圧迫」が、「僧帽筋(そうぼうきん)」という首・肩を構成する筋肉に影響するためです。

側頭筋と僧帽筋はつながっているため、こめかみ周辺の痛みだけでなく、後頭部や首筋の辺りにかけてもズキズキと痛むことがあります。また、顎関節症による頭痛症状を持つ人の多くが、同時に首こり・肩こりの症状にも悩まされているケースも多く見られます。
また、頭をギュッと締め付けられるような痛み・グッと圧迫感を受けるような痛みが特徴です。

就寝中の歯ぎしりにより、朝起きた時に頭全体に重たくスッキリとしない不快な症状や鈍痛を感じることがあります。また、日中に強い噛みしめを持続的にすることにより、夕方から夜間にかけて緊張型の頭痛が生じることがあります。

頭全体が重くなる、頭がボーッとする

顎関節症に伴って起こる頭痛の中には、片頭痛のように鋭く強い痛みではないものの、頭全体が重たくなってスッキリしない不快感が続く頭痛もあります。

これは頭蓋骨の歪みから来るものです。顎関節症により頭蓋骨がズレることで、脳内のくも膜下腔を流れる「脳内脳脊髄液」と呼ばれる、脳や神経の栄養となる「髄液」の循環が悪くなります。
そうなると脳内の圧力が高くなるため、脳の機能が低下して「頭がボーっとする」「頭が重い」などの症状を感じるようになります。さらに症状が悪化すると「めまい」などの症状が出ることがあります。

顎関節症から起こる軽度な頭痛の症状を改善する方法

顎関節症で起こる頭痛は、軽度のものであればセルフケアで改善することもできます。その方法をいくつかご紹介します。

無理なくできる開口体操をする

顎関節症は、顎の不調から顎関節周辺の筋肉の緊張により血流が悪化して頭痛が発生します。そのため、開口体操をおこなうことで筋肉の緊張が緩和されて改善を促すことができます。ただし、体操することにより顎関節負担をかけてしまうと逆効果ですので、無理のない範囲でおこなう必要があります。

開口体操のやり方
① まず口を開けられる範囲で開いて15秒間静止します
② そのまま口を閉じずに下顎を前にゆっくり突き出して15秒間静止します
③ 突き出した顎を引っ込めて①の状態に戻して15秒間静止します
④ 下顎を右にゆっくりとずらして15秒間静止します
⑤ 下顎を左にゆっくりとずらして15秒間静止します

これらを1セットとして、一日3回無理のない範囲で1週間ほど続けます。

マッサージをする

顎関節症による頭痛を軽減する方法の一つに、マッサージがあります。マッサージをおこなうことで、顎関節から側頭部にかけての筋肉のこわばりをやわらげて頭痛を改善することができます。

マッサージは、
① まず、入浴をして全身を温めてリラックスします。
② 蒸しタオルや使い捨てカイロなどを患部に当てて、5分間を目安に温めます。
③ 親指の腹や、人差し指から薬指までの四指をそろえて患部に当てます。軽い力で患部を中心に顎関節や側頭部をゆっくりと押す・回す動きを繰り返してマッサージをします。

ナイトガードを着用する

「開口体操」「マッサージ」「安静にする」などで症状が改善しない場合には、スプリント療法(整形的装置療法)も一つの改善方法です。一般的にはマウスピースやナイトガードなどと呼ばれるスプリントを就寝時に装着して顎の負担を軽減させます。

就寝時にご自身に適したナイトガードを装着して、「顎関節への負担の軽減」「筋肉の緊張を少なくする」など、顎関節症の進行を予防する効果があります。

【参考】特製ナイトガードで顎の痛み・開口障害を改善

顎関節症の抜本的治療から改善

顎関節症を長く患っていたり、下顎の歪みが大きく、対症療法では筋肉の緩和が難しい場合は、新宿デンタルオフィスで行っている「顎位矯正術」の適応になります。
【参考】顎位矯正術

顎関節症による頭痛は、下顎のずれや噛み合わせが悪くなることにより、「咀嚼筋や僧帽筋の緊張」「頭蓋骨の歪み」が主な原因ということはお分かりいただけたと思います。顎関節症による頭痛をそのままにすることにより、頭部だけではなく全身に不調を及ぼすことがあります。頭痛の原因を病院で調べても異常がない場合は、顎関節症の専門医への相談が必要です。

新宿デンタルオフィスは、顎関節症による頭痛でお悩みの方に無料カウンセリングをおこなっています。お気軽にご相談下さい。

 

まずは専門医による無料カウンセリングでご相談ください。電話03-6304-0917

2017-11-16T18:19:54+00:00