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顎関節症と耳の痛みの症状の関係について解説


耳の痛みでお悩みではないですか?耳鼻科に行って診察を受けたけれど「異常なし」という診断結果が出た。しかし、「耳の痛みが続く…」という症状で苦しんでいる方は多いと思います。

その場合には、単なる耳の疾患ではなく顎関節症による「耳の痛み」を疑ってみる必要があります。この記事では、顎関節症と耳の痛みの症状との関係について解説します。

顎関節症になると耳の痛みや不調がなぜ起きるのか

顎関節の不調がどのようにして耳の「不調」「痛み」を引き起こすのか、その理由についてまずはご説明します。

顎関節と耳の組織の関係

顎関節と耳は解剖学的に近い位置にあるものの、その「役割」「機能」「形状」は大きく異なっています。そのため、顎関節症が耳の不調に深く関わっているとは気づきにくいものです。

また、発生学的には、顎関節や咀嚼筋・聴覚伝導系は同じ組織から発生した器官です。顎の骨や咀嚼筋、音を伝える耳小骨、体の平衡感覚を司る三半規管、そして扁桃腺、胸腺、甲状腺などは「鰓弓(さいきゅう)」と呼ばれる魚のエラに似た同じ組織を基に作られています。

下顎骨と耳の周辺組織は強い関係を持つ

体の外部から鼓膜に伝わった音を耳小骨に伝える骨は、下顎骨から分離してできた骨です。顎を動かす「咀嚼筋」、顔の表情を作る「表情筋」、食べ物を飲み込む「嚥下筋」、声帯を動かす「声帯筋」も同じ「鰓弓」が由来の組織です。

そのため、顎関節症になると下顎と同じ起源を持ち、解剖学的にも近い耳の組織にも影響が及び、「耳の痛み」「耳のつまり」「耳鳴り」「難聴」「めまい」といった耳の不調症状も関連して起こることが多いのです。

耳の痛みは顎関節の変形で起こることもある

耳の痛みの原因の中には、顎関節症が発症したことで起こるケースがあります。顎関節症は、耳の穴の前の位置にある顎関節内で、関節円板が本来の位置よりも前方にずれて位置しています。すると、口を開閉するたびに下顎骨の下顎頭という骨の突起が関節円板を圧迫します。

関節円板の圧迫が続くと顎関節が変形し、下顎頭は変形した顎関節を乗り越える形で前方に動かないといけなくなるため、さらに顎関節の負担は大きくなり痛みも強くなります。この痛みが口を開閉するとき以外にも続くようになると、顎関節のすぐそばにある耳の痛みとして自覚されることがあります。

顎関節症になると、どんな耳の痛みの症状になるのか

顎関節症の耳の痛みにはどのような症状があるのでしょうか?痛みの部位や種類を見ていきましょう。

耳の奥の痛み

顎関節に近接する咀嚼筋(外側翼突筋、内側翼突筋)、その周囲の靭帯や骨などの組織にゆがみや緊張・炎症が引き起こされると、耳の奥の方から痛みを感じることがあります。食事中や大きく口を開けたときなどにズキッとしたり、うずくような痛みが生じることがあります。

耳鳴り

顎関節を構成する骨には頭蓋骨を構成する骨である側頭骨が含まれています。顎関節症で顎関節から生じる「パキッ」「ジャリジャリ」などの雑音は、側頭骨を伝わって側頭骨内部にある内耳へと伝えられます。するとその雑音を「耳鳴り」として感じる場合がありますが、これは顎関節から生じる異音であって、耳鳴りとは違います。

顎関節症による耳鳴りは、顎関節に生じた歪みが、顎関節周囲のリンパの流れを妨げると、「キーン」という高い金属音のような耳鳴りや、「ザーザー」という波音のような耳鳴りが起こることがあります。さらに歪みの程度がひどくなると、聴覚刺激を脳に伝える内耳神経の圧迫が生じて大きな音の耳鳴りが発生することもあります。

耳のつまり

「耳のつまり」は、顎関節周囲の組織に生じた腫れやゆがみが外耳道を圧迫して「狭くすぼまる」ことによって起こることがあります。耳鼻咽喉科関係の疾患はない、しかし顎の不調とともに「耳がつまる」という場合には、顎関節症が原因で耳のつまりを起こしている可能性があります。

難聴

難聴には音を感じる内耳の鼓膜・耳小骨・蝸牛の器官そのものにトラブルが生じて起こる「感音性難聴」。内耳の神経系に問題が生じて脳に音の電気信号がうまく伝わらなくなる「伝音性難聴」があります。

顎関節症に関係して起こる難聴では、顎関節に生じた腫れや歪みが内耳の神経伝達系に影響を与えて起こる難聴が多く見られます。耳鼻咽喉科や他の疾患が認められない難聴の場合には、顎関節症が原因となって起こる難聴の可能性もあります。

めまい

めまいには自分自身や周りの風景がグルグルと回っているように見える「回転性のめまい」と、体がフルフラ、グラグラとするような「浮動性のめまい」があります。顎関節症で多いのは「浮動性のめまい」です。

顎関節症で生じた歪みが顎関節の一部である側頭骨に伝わり、その内部の内耳にある三半規管にも影響が出ることがあります。三半規管は、内部のリンパ液の流れによって体の平衡感覚を調整している大変繊細な器官なので、その影響を受けて「めまい」の症状が現れることがあります。

顎関節症で耳の痛みを感じやすいのはどんなとき?

顎関節症で耳の痛みを感じやすいのは、どんなときでしょうか?以下のようなときに痛みを感じるようなら顎関節症が進行している可能性があります。

口を開け閉めするときの耳の痛み

顎関節症になると、開口障害を起こして口が正常の状態よりも開けにくくなります。そのため、口を開けるたびに、顎関節や周囲の組織に痛みを感じることがあります。この時、顎関節のすぐそばにある耳の痛みを感じやすくなります。

咀嚼するときの耳の痛み

食べ物を歯で噛む時には、顎関節に口を開ける時よりも強い力がかかります。そのため、食べ物をかみしめた側の耳に強い痛みを感じることがあります。

食いしばりや歯ぎしりをしたときの耳の痛み

緊張する場面などで思わず歯を食いしばったりしていると、顎関節だけでなく耳の痛みまで出てくることがあります。また、就寝中などに歯ぎしりをしていると、起床時に顎関節や耳の痛みを感じることもあります。

耳の痛みは顎関節症が進行している可能性がある

これまで解説したように、「耳の痛み」は顎関節症の初期より顎関節への圧迫が長期化して症状が進行してから起きるケースが多く見られます。耳の病気ではないのに長引く耳の痛みが出てきた場合には、顎関節症の可能性を考える必要があります。

耳の痛みは顎関節症の専門医へ相談を

顎関節症が原因で耳の痛みや不調が起っている可能性が高ければ、普段から顎関節に負担をかける「歯ぎしり」「片側咬み」「頬杖をつく」等の悪い習慣を無くすことが重要です。しかし、それでも耳の痛みが改善できないようなら専門医への相談が必要です。

新宿デンタルオフィスは、顎関節症が原因の耳の痛みで悩む多くの患者様を診察してきました。痛みが続くなら、まずは無料カウンセリングでお気軽にご相談下さい。

 

まずは専門医による無料カウンセリングでご相談ください。電話03-6304-0917

2017-11-14T15:58:12+00:00