Loading...
顎関節症・噛み合わせの治療は「新宿デンタルオフィス」:Home>症状, 豆知識, 顎関節症>関節円板のズレと顎関節症の関係

関節円板のズレと顎関節症の関係

顎関節症患者の7割近くに起きていると言われているのが「関節円板(かんせつえんばん)のズレ」です。関節円板とは、普段聞き慣れない言葉ですが、顎関節症という病気を理解するために必ず知っておきたい顎にある組織のことです。

この記事では、関節円板のズレと顎関節症の関係について解説します。

関節円板とは

関節円板とは、頭蓋骨の下顎窩(かがくか)と下顎の骨の下顎頭(かがくとう)との間にある、靭帯のような柔らかい線維組織です。この関節円板があることで、上下の顎の骨が直接ぶつかることなく、顎の開閉の動きをスムーズにします。

また、口を大きく開けるときに下顎頭は側頭骨に力を加えますが、その際に直接的に圧力がかからないよう関節円板はクッションの役割を果たします。

関節円板は、顎を正常に機能させるためになくてはならない組織ということが言えます。

関節円板はズレ(転位)やすい?

関節円板は正常な状態のときには下顎頭に付着していますが、強い力が継続的に加わると前にズレる(転位)ことがあります。(まれに後ろにズレます)関節円板は前後の接着状態が緩いため前にズレることが多いのです。

例えば、歯ぎしりの癖がある人は前後左右に強い力で顎をギリギリ、ガリガリ動かしますが、このような状態が長期間に及ぶと関節円板は前にズレていきます。また、噛み合わせが悪い人の場合も同様です。左右の顎にかかる力のバランスが悪く顎関節を圧迫しこれにより関節円板はズレやすくなります。

ズレた関節円板は口を開閉する際に一時的に戻ることもあります。しかしながらその多くが「ズレたり戻ったりを繰り返す」「ズレたままの状態が続く」ということになります。関節円板のズレが頻繁に起こるようになると様々な問題が生じます。

関節円板がズレるとどうなる?

関節円板がズレると下顎頭と下顎窩が直接ぶつかるようになります。関節円板が引っかかりを起こすため骨と骨がこすれたり、ぶつかるような音が顎から発生したり、痛みが出ます。また、顎関節周囲の筋肉も過緊張を起こすため、痛みが出ることもあります。

【関節円板のズレにより起こる症状】
・カリッ、コキッのような骨が引っかかったときのようなクリック音がする
・ガリガリ、シャリシャリと骨がこすれる音がする
・ガクッ、バキッのような骨がぶつかる衝撃音がする
・口を開けられなくなる
・口を開けると顎が痛くなる
・耳鳴りがする
・顎の筋肉に異常が生じる
・顎関節症になる

関節円板がズレる原因とは

関節円板は本来なら下顎頭にしっかり付着していますので、簡単にズレることはありません。関節円板がズレるのは「顎関節に何らかの強い力が継続的に加わる」「顎や全身に瞬間的に激しい圧迫が加わる」ことがズレる原因です。

【関節円板がズレる原因】
・噛み合わせが悪い
・下顎の捻じれ
・歯ぎしり
・強い噛みしめ
・外傷
・交通事故(追突事故)

噛み合わせの悪化や歯ぎしり癖を、そのままにすると関節円板のズレはますます大きくなります。専門医に診察を受けて早めの改善が必要です。

関節円板のズレと顎関節症の悪化を図で解説

関節円板の動きを以下のように図で見ていきましょう。どのように円板がズレて顎関節症が発症するのかが分かりやすくなります。

関節円板が正常な状態

顎関節内にある関節円板は適度な正しい位置にあります。「下顎頭がスムーズに動く」「下顎頭の圧迫を受け止める」ためのクッションの役割としてもバランスが取れている状態です。

関節円板の変形が激しい状態

「噛み合わせの悪化」「顎の捻じれ」などにより、下顎骨頭部が深く入り込むことで関節円板が前方にズレ(転位)ます。関節円板の変形が激しい状態であり、口の開閉時に「カクン」という音が顎から鳴ります。顎関節症の初期症状によく見られる状態です。

関節隆起と下顎頭部の変形が著しい状態

関節円板のズレが進行すると骨関節炎あるいは変形性関節症と呼ばれる状態になります。関節隆起と下顎頭部の変形により、口を開け閉めした時に「ジャリジャリ」という音がでます。関節円板のズレが慢性化しているため顎関節内は異常をきたしています。そのため顎関節症の様々な病状が発症していると考えられます。

関節円板のズレが顎関節症を引き起こす

このように関節円板の転位がひどくなることにより、「顎が痛い」「口が大きく開かない」「顎から音がする」という症状が出現するようになります。いわゆる、顎関節症の3大症状です。

顎関節症による体の不調は精神的なストレスを増幅させます。ストレスから睡眠時の歯ぎしりも慢性化するため、ますます噛み合わせが悪くなります。歯ぎしりは咀嚼筋にも大きな負担をかけるため筋肉にも異常が生じるようになります。

咀嚼筋の慢性的な緊張は下顎を歪めることになります。そして、下顎の歪みから頭部が傾き、それを補正するために体の様々なところでバランスをとります。その為に顎関節とは直接関係のない体の部位に筋肉の緊張や痛みを起こすことになります。

関節円板のズレにより顔や体が歪む

顔面の骨格は23個の骨により構成されています。これらの骨は靭帯・筋肉などの組織により付着していますが、関節円板がズレるとこの骨格にも歪みが生じます。顎の筋肉の収縮が他の筋肉にも影響することで、以下の図にあるように「顔の歪み」「脊椎の歪み」「体の歪み」が生じるようになります。

【顎関節症による顔や全身の歪みと症状】
・左右の目の高さが変わる
・左右の目の大きさが変わる
・頭部の重心がズレる
・脊椎が歪む・
・骨盤が歪む
・左右の脚の長さが変わる

このように顎関節症が進行すると全身に様々な症状を引き起こします。

関節円板のズレを感じたら顎関節症の専門クリニックへ

関節円板のズレは放置していると進行し、顎関節症が重症化することも考えられます。

そのため、顎関節の異変を感じたらできるだけ早期に専門医に相談することが大切です。新宿デンタルオフィスは顎位矯正術という治療方法により顎の位置を筋肉の補正をすることで適正な位置へと戻す治療方法をご提案しています。

根本的な治療により顎関節症の改善を目指します。つらい顎関節症でお悩みの方はお気軽にご相談下さい。まずは予約制の無料カウンセリングでご自分の顎関節、顎の歪みの状態を調べてみてはいかがでしょうか?

 

まずは専門医による無料カウンセリングをご予約下さい。電話03-6304-0917

2018-07-13T10:27:43+00:00