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やってはいけない!顎関節症の治療について


顎関節症は、「噛み合わせの悪さ」「下顎のズレ」「顔面頭蓋骨の歪み」などの要因が複雑に影響して起こる病気です。

原因や症状は人によって違いますので、まずは専門医に相談して治療をすることをおすすめします。

自己流の間違った方法で対処することで、顎関節症の症状がさらに悪化するリスクがあるからです。この記事では、顎関節症を自分で治療するリスク、やってはいけない対処法について詳しく解説します。

顎関節症の治療を自分で行うリスクとは

ネット上には、顎関節症の治療方法についての記事がたくさん公開されていますが、その中には「自分で治療すれば簡単に治る…」「自然に治る…」などの情報を見かけることがあります。

顎関節症は、実際は発症すると中々治らない病気であり、自分で治療しようとして症状が悪化するケースはよくあります。間違った治療法により顎関節症が重度になったという患者さんもいます。

ご自身でおこなう治療にはリスクがある、やってはいけない対処法があるということを理解しておく必要があります。

顎関節症の症状と対処法

顎関節症はある程度進行すると、一般の方が専門知識を持たなく治療できるほど簡単な症状ではありません。以下の症状がある場合、すでに進行していますので要注意です。

・噛み合わせが悪い
・下顎のズレや歪みが生じている
・口が開かない
・顎がジャリジャリ鳴る(異音がする)
・顎が痛い
・体のあちこちに痛みが生じる(頭、目、鼻、耳、腰など)
・体がだるい(不定愁訴)

顎関節症は初期症状の場合、違和感や痛みが出ても時間の経過によって症状が改善されるケースがあります。しかし、上記のような症状が出はじめたら、すでに進行している可能性があります。

前述しましたように、顎関節症は人によって症状や進行具合は異なりますので、悪くなる前に専門医に診断を受けることをおすすめします。

やってはいけない?!よくある顎関節症の治療法とリスク

巷でよく言われる顎関節症の治療法がありますが、そこには少なからずリスクが潜んでいます。専門医の視点で見ると、本来ならやってはいけない治療法もあります。
よくある自己流の治療法とその問題点などをチェックしてみましょう。

自己流のマッサージ

「顎関節症はマッサージによって改善できる!」と力強く書かれている記事をネットなどで見かけることがあります。

そこでの治療法には「口を開け閉めする咬筋という筋肉や耳の下の筋肉、頭の両横にある側頭筋などをマッサージすることで症状が改善する…」ということが書かれています。

顎関節症には、下顎や顎関節周辺の筋肉の張りやコリも関わっていますので、確かにマッサージをおこなうことで痛みが和らぐこともあります。顎関節症により緊張した筋肉をマッサージでほぐすことにより、改善効果が期待できるケースはあるかもしれません。

しかし、自己流のマッサージによる強い圧迫が原因で筋肉や靭帯を傷つけてしまい、逆に症状が悪化することもあります。また、マッサージはあくまで対症療法です。

顎関節症の根本的な原因が「噛の位置」「下顎のズレや歪み」にある場合、筋肉症状だけではなく、噛み合わせを改善しないと、症状は悪化するリスクがあります。

合わないマウスピースの着用

顎関節症の初期症状の治療にマウスピースが推奨されるケースがあります。歯ぎしりの防止とそれに伴う痛みの軽減に効果があります。

しかし、それはあくまでも専門の歯科医の診断に基づいて、自分の噛み合わせに合ったマウスピースを正しく使うことによって、はじめて効果が現れます。ネットで市販されている既成のマウスピースを安易に使う方がいるようですが、それはおすすめできません。

自分に合わないものを着用することで、逆に噛み合わせが悪化する危険性もあります。また、睡眠障害など別な危険因子も伴います。

薬物治療

顎関節症を治療するために薬物治療が行われることもあります。痛みが生じている場合、インドメタシンなど消炎鎮痛剤を用いたり、顎関節周辺の筋肉の硬直を和らげる筋弛緩剤などを使用し治療が施されたりする場合もあります。

こうした薬物治療は、あくまでも症状を軽減するためのもので、一時的に症状を抑える対症療法的な措置といえます。

また、顎の痛みを抑えるために、市販の鎮痛剤を過剰に服用すると思わぬ副作用が生じる恐れもあります。市販の鎮痛剤などには2週間程度服用して症状が改善されない場合は服用を中止して医師または薬剤師に相談するようにと注意喚起されています。

顎関節症は完治が難しく症状が長引くことも多いため、結局は専門医に相談することが一番の近道といえます。

適度な運動について

健康のために日頃から適度な運動をすることは大切です。適度な運動やスポーツはストレス解消にもなるため、顎関節症においても症状の進行や改善にも期待できるケースがあります。

しかしながら、顎関節症を発症している人(あるいはその疑いのある人)は運動時には注意が必要です。例えば、顎に負担をかける運動、左右どちらかの側ばかりに負荷がかかる運動、関節や筋肉を冷やす運動などを行うことで顎関節症の症状を悪化させる恐れもあります。

・ウエイトトレーニング(筋トレ)のように歯を強く食いしばる運動
・強いコンタクトがある運動(身体の接触、格闘技系)
・気温が低い状態での運動(水泳、スキューバダイビングなど)
・緊張を強いる運動(試合、大会への参加)

運動の種類や仕方によっては顎関節症に悪影響となることがあります。顎関節症の疑いがある場合、スポーツも専門医に相談の上おこなうようにしましょう。

咀嚼訓練・開口訓練

ガムを噛むことによる咀嚼訓練により「顎口腔の筋肉を鍛える」、口を大きく開ける開口訓練によって「顎関節の可動域を広げる」という訓練法を推奨している記事を見かけることがあります。

これらの訓練も間違った方法や自己流で行うことで顎関節や顎周辺の筋肉に無理な力が加わるなどして症状が悪化する場合があります。自己流の訓練方法は果たして自分にあっている方法なのか、一般の方には判断できないでしょう。

顎関節症の改善において、どのような訓練方法(トレーニング)が必要なのかは、専門医に診断を仰いだ上で、おこなうのが良いでしょう。

柔らかい食べ物ばかりを食べる

顎関節症が発症すると、口の開閉の違和感や顎が痛くなることを避けるために、柔らかい食べ物ばかりを食べるようになります。

確かに柔らかい食べ物は顎にかかる負担が少ないため食べやすいでしょう。しかし、咀嚼回数が減ることによって顎周辺の筋肉は弱くなるというデメリットが生じます。

また、顎関節症の患者の多くは、左右いずれかの痛い方での咀嚼を避けるようになり、片側噛みという偏咀嚼になりがちです。片側の筋肉が発達してもう一方の筋肉は衰えるという顔面骨格の歪みによって、さらに顎関節症が悪化することがあります。

つまり柔らかい食べ物ばかり食べることは、急性期の痛み対策にはなりますが、顎周辺の筋肉のバランスが悪化するケースがあります。

顎関節症専門でない歯科医院への通院

顎関節症が発症した方の多くは歯科医院に受診します。通院した歯科医院が顎関節症についての知識を持つ医院ならば良いのですが、必ずしも一般歯科の多くは持ち合わせていません。

顎関節症の症状を持つ人が一般歯科に通院したことで「歯を削る」「詰め物を入れる」などの治療によって、症状が余計に悪化したというケースは実際にあります。

一般の方からすれば、歯科医なら「噛み合わせ治療」「顎関節症治療」ができると考えてしまいますが、専門外の歯科が多いというのが実際のところです。

顎関節症の専門医に受診するのが適切な治療方法

顎関節症は主に顎周辺に症状が発症するため、歯の病気だと思われがちですが、顎から筋肉を通じで全身に症状がでる病気です。そのため、一般歯科では診察・治療できないケースが多くなっています。

顎関節症を適切に治療するには“顎関節症を専門とする医師の診察を受けること”をおすすめします。顎関節症は個人差があり様々な症状があらわれる病気ですので、顎周辺の不調や痛みだけでなく全身に不定愁訴が引き起こされることがあります。

顎関節症の治療は、そのような数々の症例と向き合って診療経験を積まなければ、適切に治療をするのは難しい病気です。まずは専門医に相談しましょう。

初診カウンセリングを受診しませんか

新宿デンタルオフィスは、顎関節症・噛み合わせの専門クリニックです。経験豊富な専門医が、お一人お一人に合った治療法を判断して適切な治療を行っています。

「噛み合わせ治療」「顎位矯正治療」「ナイトガード」など、患者様にあった治療法により顎関節症の改善をご提案しています。やってはいけない治療方法についてもアドバイスすることができます。

顎関節症の治療をどうすればいいか分からないという方は、まずは【予約制の初診カウンセリング】の受診をおすすめします。

噛み合わせ、顎位、筋肉の状態を確認し、総合的に診断していきます。どうぞお気軽にご相談下さい。


2021-10-29T09:58:52+00:00