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顎関節症Q&A 2020-02-01T13:21:19+00:00

顎関節症Q&A

顎関節症の悩みを抱えた患者様の声にQ&A形式でお答えします。

顎関節症による「顎の痛み」「受け口」「いびき」「矯正後の体調不良」などでお悩みの方は参考になさって下さい。

歯ぎしり・顎の痛みについてのご質問

Q1. 毎日睡眠中の歯ぎしりがひどく、右の顎関節が痛み、薬を飲みつづける日々があります。
もう10年前ぐらいからつづいていて、歯医者で作ったマウスピースもしています(穴が開いたので3回ほど作り直しています)自分はどれぐらいの治療が必要なのか知りたいです。

A1. 歯ぎしりがひどく、右の顎関節にお痛みが出て、マウスピースを使用しても改善しないとのことですね。

当院のマウスピース(保険適応のナイトガード)は、顎の状態に合わせて厚みを調整し、多くの場合、下顎に作ります。下顎に作る理由は、顎の状態によっては、上顎にナイトガートを入れると、余計に顎を押し込めてしまい、噛みしめが強くなってしまうこともあるからです。

ナイトガードは、顎関節を歯ぎしりや噛みしめの負担から守り、顎関節症の予防としてお作りしているものですが、多くの患者様の開口障害や顎の痛みが改善されています。また、抜本的な治療としては、顎位矯正術で顎を正しい位置に戻してから、噛み合わせをワイヤー矯正や、被せ物などで整えるという方法もあります。

噛み合わせが不安定な状態では、歯ぎしりしやすくなったり、1本の歯が顎の動きを邪魔して、顎がスムーズに動かない為にギリギリと歯ぎしりをしてしまうということもあります。

初診カウンセリングで「噛み合わせ」「顎の状態」「姿勢チェック」「頭蓋骨整体」「顎周辺の筋肉の状態」などを確認させていただき、最適な治療法をご説明させていただきます。新宿デンタルオフィスへご来院ください。

受け口の治療に関するご相談

Q2. 受け口で悩んでいます。他の病院でカウンセリングを受けたら、顎を削って治す治療が必要と言われました。
治療したいと思っているのですが、外科手術には抵抗があるのと、仕事の関係上長期の休みも取れません。
手術をしないで矯正だけで治せますか?

A2.受け口の治療で、顎の骨を削らずに、矯正だけで治療が可能かどうかのお悩みですね。
外科手術が必要であると言われた方でも、顎位矯正術(取り外し式矯正装置を使用)とワイヤー矯正、またはセラミック等の補綴治療の併用で改善されている方は多数いらっしゃいます。

顎位矯正術では、取り外し式の矯正装置で筋肉を緩め、顎の歪み、捻じれを補正します。この矯正装置で、下の歯が上の歯の内側に入る方向に(前方回転)、下顎を誘導させる当院独自の手法もございます。

顎がよい位置に補正されたら、次にワイヤー矯正、またはセラミック等の補綴で正しい噛み合わせを作っていきます。ただ、上の歯が下の歯に被るところまで矯正するのは、骨格的に無理がある場合もあります。

それでも、外科手術に抵抗がある方の中には、元々の顎の位置より少しでも改善すれば良いということで、治療を希望される方もいらっしゃいます。

初診カウンセリングで、「顎の状態」「骨格」「噛み合わせ」などを確認させて頂きますので、お気軽にご相談下さい。

歯列矯正後に「いびきがヒドイ」「体調が悪くなった」というご相談

Q3.7~8年前歯の矯正を受けてからいびきがひどくなったようです。
今ではいつも体調がすぐれず、特に起床時の疲労感が強いです。顎位の異常でしょうか。このような場合でも治療で治せるのでしょうか。

A3. 歯列の矯正後に「いびきがヒドイ」、「体調も良くない」これは顎位の異常によるものか?治療は可能か?とのお悩みですね。

下顎歯列は上顎歯列の中に納まっている為、上の歯牙の位置異常で容易に奥に下がってしまいます。そのため、舌のスペースが狭くなり、就寝時には無呼吸症候群と同じように下顎骨の後退により気道が圧迫され「いびき」がヒドくなってしまいます。

前歯は審美的要素も強い所ではありますが、矯正治療後に顎位がズラされてしまい、顎関節症としての全身症状が出てしまうケースが多くあります。

治療としては、このズレた下顎位を正しい位置に戻して上下の噛み合わせを整える必要があります。下顎は頭位に付着した筋肉でぶら下げられているため、まず筋肉を伸ばしながら下顎を正しい位置に誘導します。歯の移動だけの治療では、筋肉症状の改善は困難であることがあるため、このような治療法をおこないます。

当院では、初診カウンセリングで診断・治療計画までご説明しておりますので、ご興味がありましたら一度お越し頂ければと思います。

顎のお痛みに関するご相談

Q4.1年前から、右あごが痛く、はじめは何かを咬むと「かくかく」音がする程度でしたが、痛みが出始め、その後、口が開きにくいという症状が出ています。現在は、左側で硬いものを咬んでも強い痛みを右あごに感じるといった症状も出てきてしまいました。
歯医者にも行きましたが、あごの体操を勧められそれ以外の治療は現在しておりません。以前からあごを開け閉めするとずれる感じがあります。こういった症状に対してどのような治療ができますでしょうか。

A4 1年前から、右あごに痛みがあり、口も開けにくく、痛みも強くなってきているというお悩みですね。

実際に拝見しませんとはっきりとは申し上げられませんが、恐らく、右顎に力の負担がかかりやすく、右の顎関節周辺や、右首、右側頭のまわり(頭蓋骨)の筋肉の緊張が強くなり、痛みが出ていることが考えられます。

では、なぜ右顎に負担がかかりやすいのかというと姿勢や生活習慣など様々な原因が考えられます。以前から顎を開け閉めする時にズレる感じがあったとのことですので、下顎が正しい位置からズレていることが考えられます。

抜本的な治療法としては、オリジナルの顎位矯正術で正しい顎位に補正してから、その位置でワイヤー矯正や補綴物などで噛み合わせを改善していく方法があります。取り外し式の顎位矯正装置で、緊張した筋肉を緩めることで、身体のバランスに調和した、正しい顎位に誘導する事が可能になります。

もう一つは、保険適応のナイトガードです。睡眠時の歯ぎしりによる圧力から顎関節を守る目的のマウスピースですが、当院では顎位矯正術と同じ理論で作製いたします。ご使用により、「顎の痛みが改善」「開口障害が改善」するケースは多くあります。

初診カウンセリングでは、「顎位」「噛み合わせ」「筋肉の緊張状態」「姿勢」を確認させて頂き、診断のご説明をさせて頂いております。ご自身の症状についての情報収集として、お気軽にご利用下さい。

まずは専門医による初診カウンセリングをご予約下さい。電話03-6304-0917