いびきと顎関節症は関連性がある?

いびきは自覚症状が少ないものですが、毎晩のようにいびきをかいているようだと心配になると思います。

普段いびきが酷いことを同居している家族から指摘されると、周りに迷惑を掛けているようで気が引けてしまうでしょう。

また、いびきの原因が身体的な不調にあれば、早めに改善策を考えておきたいところです。

特に顎周りに不安を感じている方からすると、いびきが顎関節症のサインに感じるかもしれません。

そこで、顎関節症といびきの関連性についてご説明します。

顎関節症だといびきをかきやすい?

結論から言ってしまえば、いびきと顎関節症に因果関係はありません。

つまり、いびきをかくのは顎関節症以外の原因が考えられます。

ただし、顎の形といびきには多少関連性があります。

下顎が小さく関節が後ろに下がっている人だと、寝ている時に舌の付け根が無意識のうちに下がってしまいます。

この状態だと気管が狭くなりますので、睡眠中の口呼吸がいびきになってしまうのです。

顎が小さくて後退していると小顔に見えるため、女性にとっては憧れのプロポーションかもしれませんが、いびきをかきやすくなるデメリットも存在します。

また、顎の関節が後ろに下がっている状態だと、関節バランスが崩れやすく顎に掛かる負担が大きくなってしまいます。

そのため、顎関節症のリスクも少なくありません。

少し遠回りになりますが、顎の形によってはいびきと顎関節症に関連性があるとも言えるでしょう。

いびきの原因はなに?

いびきを簡単に説明すると、口で呼吸した息が喉を通る時の振動音です。

いわゆる呼吸音ですが、起きている時は口で呼吸をしてもいびきのような音は起きません。

しかし、寝ている時は舌の付け根が喉の奥へ下がり、気管が狭くなってしまいます。

そして狭くなった気管を通る息は喉周辺の緩んだ粘膜を震わせることになり、大きな音(いびき)を起こすのです。

このような原因から分かるとおり、喉が狭くなればなるほどいびきをかきやすくなります。

例えば、お酒を飲んだ後や疲れてぐっすり眠っている時は、いつもよりも身体から力が抜けているので舌の付け根が下がってしまいます。

その結果、気管が狭くなっていびきをかきやすくなるのです。

これらのいびきについては、一時的なものなのでそれほど心配する必要はありません。

お酒を飲んだ時や疲れている時は、多くの人が寝ている時にいびきをかくからです。

ただし、慢性的にいびきをかいているようなら注意が必要です。

もし、いびきだけではなくむせるような息使いをしている場合は無呼吸症候群のおそれがあります。

無呼吸症候群だと睡眠中に呼吸できない状態を繰り返してしまい、寝ている間の身体に充分な酸素が行き渡りません。

そのため、ぐっすり寝ているつもりでも脳や身体がしっかりと休むことができず、身体に疲れや倦怠感を生じてしまいます。

場合によっては慢性的な睡眠不足に陥ってしまうため、日中に突然眠気に襲われてしまうこともあります。

いびきだけならそれほど気にならないかもしれませんが、無呼吸症候群のリスクもあるため早めの対策を取りましょう。

いびきの意外な原因とは?

いびきは意外な原因で起こる可能性もあります。

なかでも気付きにくいのが、口の形が変わってしまうことで起こるいびきです。

人間の口の形は、子どもの頃からの骨格や筋肉の成長を通じて形成されます。

したがって、大人になって成長が止まった後の口の形は、機能的に不具合が無い状態に完成しています。

そのため、大人になった後で抜歯矯正などを行うと、口の形が変わってしまうおそれがあるのです。

また、歯の位置を動かす矯正術でも口の形や口の中の容積が変わってしまう危険性があります。

これらが変化すると舌を支える力やバランスが崩れてしまうため、いびきの原因になりやすいのです。

大人になってからの歯の矯正は長年の悩みを解決する最善策ですが、様々なデメリットを抱えていることも否定できません。


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