顎の痛みを感じたら早急な対応が肝心です

顎を動かした時に痛みを感じるようなら、早めに専門医へ相談しましょう。

もし痛む顎を放置してしまうと、顎関節症など悪化の原因になってしまうからです。

ちょっとした違和感だけだったとしても、治療せずに放っておくと痛みに変わることもあります。

症状の進行を防ぐためにも、顎の痛みは早めに対応しましょう。

顎の痛みは開口障害の第一歩

顎に限らず人間の身体は痛みを感じると、動くことに対して無意識にセーブしてしまいます。

いわゆる本能のようなもので、痛みに対する自己防衛でもあります。

このような防衛本能が備わっているため、顎に痛みを感じるようになると口の開き加減にも影響が現れてしまうのです。

これは開口障害と呼ばれていて、自分では意識していなくても口の開きを制御してしまいます。

顎の痛みを防ぐために開口障害になると、口を大きく開いた時でも指が縦2本分以下しか入らなくなります。

顎が正常な状態なら指を縦にして3本分入るほど口を開けますので、開口障害かどうか気になるなら自分の指で試してみると良いでしょう。

もし開口障害のまま放置しておくと、顎の可動範囲がどんどん狭まってしまい

やがては口を少し開くだけで痛むようになってしまいます。

顎の痛みだけではなく雑音も感じる…

顎を動かした際に痛みを感じるだけではなく、雑音も聞こえるようなら顎関節症の危険信号です。

正常な額関節ならスムーズに噛み合っているため、口を動かしても雑音が聞こえることはありません。

しかし、顎関節に異常が生じると動作がスムーズに行えなくなり、顎関節が擦れるような雑音が聞こえるようになります。

軽度の場合では顎を大きく開いた時のみ「カクン」という音がします。

これは顎関節が正常な人でも生じる音ですので、それほど深刻な症状ではありません。

ただし、顎を開いた時と戻した時の両方で「カクン、カクン」と二回雑音がするようなら、顎関節の動きに難が生じている可能性があります。

もし顎を動かした際に「ミシミシ」や「ガリガリ」といった雑音がする場合は、顎関節の噛み合わせが悪化している証拠です。

たまに雑音がする程度なら問題ありませんが、口を動かすたびに音がするなら顎関節症かどうか診断を受けた方が良いでしょう。

また、顎の痛みと雑音の両方を感じているなら、早めの受診が必要です。

この症状を放置しておくと顎関節症が進行してしまう可能性があります。

噛み合わせの違和感にも要注意!

顎の痛みだけではなく、噛み合わせに違和感を覚えた際にも注意が必要です。
特に注意したいのは、突然噛み合わせが変わったように感じるケースです。

噛み合わせの急激な変化や違和感は関節異常の危険性が高く、そのまま放置しておくと顎関節症が進行してしまいます。

顎関節は動かす頻度が高い関節なので、日々の生活の中で大きな負担が掛かっています。

本来ならば負担が掛かっても軽減できるように動作しているのですが、顎関節に異常が生じると掛かった負担を逃がすことができません。

そのため、蓄積した負担がダメージとなり、噛み合わせに変化が生じてしまうのです。

悪化した噛み合わせの負担はそのまま顎へのダメージとして返ってきますから、顎関節症の危険性はあります。

顎関節症になると顎以外にも痛みが!

顎関節症というと顎が痛む症状だと思われがちですが、実際は他の部位にも大きな影響を及ぼします。

まず、顎関節に異常が生じると頚骨にもダメージが伝わってしまいます。

顎関節は首の頚骨と連動しているためです。

そのため、顎関節症を原因とした首の痛みや首こりを発症しやすいと言われています。

また、首だけではなく肩や腰にも悪影響が現れます。

顎関節は頚骨だけではなく、背骨を通じて肩や腰の関節と繋がっているからです。

したがって、原因不明の肩こりや腰の痛みを感じるようなら、顎関節症を疑ってみても良いでしょう。

さらに顎関節症は自律神経失調症や片頭痛など、神経系統に働きかける症状とも関連しています。

これらの症状は一見すると顎関節症とは無関係に感じますが、顎関節の不具合が原因になっていることも少なくありません。

場合によっては原因が分からずに慢性的な症状となるケースもありますので、もし自律神経失調症や片頭痛に悩んでいるなら顎関節症を疑ってみてください。

このように顎関節症のリスクは顎や口周りの痛みだけではなく

全身に不調をきたすおそれもあります。


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