悪い噛み合わせで起こる身体の異常10と予防方法

成長期に徐々に永久歯に生え変わり長く付き合っている歯なので、ご自身の歯の噛み合わせが良いのかどうか意識したこともないという方は多いでしょう。
ですが、噛み合わせが悪いと顎関節症を引き起こしたり、一見関係なさそうな頭痛や肩こり、腰痛などの原因の一つになったりと、全身にあらゆるに影響が及んでしまいます。

そこで今回は、悪い噛み合わせで起こる身体の症状とその予防方法についてご紹介させていただきます。
現在、原因不明の体調不良に悩まされているという方、ひょっとすると噛み合わせが原因かもしれません。

噛み合わせって何?

噛み合わせとは、上下の歯を合わせた時の接触の仕方のことを言い、噛む際に使う筋肉や顎の関節などに負担がかからないように、自然とバランスよく力が加わるように噛むことが出来ると、一般的に良い噛み合わせと言われています。
また、それぞれの歯には、それぞれの役割があり、上下の歯を噛み合わせるときだけでなく下顎の動きを誘導する働きもあります。
悪い噛み合わせの例として、歯並びが凸凹(叢生)、上の前歯で下の前歯が見えなくなる(過蓋咬合)、下顎が前に出る(下顎前突)などと言った状態がありますが、一見歯並びが良く見えても、噛み合わせには問題があるという事もあります。

ご自身の噛み合わせについて「少し違和感があるかも…」と思った場合には、セルフチェックや歯医者などでチェックをしてもらうと安心です。

悪い噛み合わせで起こる身体の異常10

さて、それでは噛み合わせが悪いとどのような異常が現れるのでしょうか?
ここからは、噛み合わせが原因で起こる異常について見ていきましょう。
具体的には主に以下の次の症状が現れることがあります。

・顎関節症
・虫歯
・歯周病
・肩こり
・頭痛
・腰痛
・耳鳴り
・めまい
・鼻づまり
・目のかすみ
など

ご覧いただいたように、噛み合わせの影響は全身のあらゆる箇所に影響を及ぼしています。
これは、噛み合わせが悪くなると、頭部や首の筋肉バランスが崩れるからです。
筋肉のバランスが崩れると、顎が歪んだり、頭部が傾いたりし、その傾きを補正する為に身体は、肩を歪ませてバランスをとったり、腰を歪ませてバランスをとったりと、どんどん広範囲になっていき、全身に影響を及ぼすことが考えられます。
これは、噛み合わせを中心にみた考え方ですが、身体の歪み、不調などで全身のバランスが崩れ、その影響で噛み合わせが悪くなるということも、もちろん考えられます。

また、その影響は身体だけではありません。
噛み合わせの悪さが常に気になってイライラしたり、噛み合わせが悪いことで噛みしめが強くなることで、自律神経が乱れることも考えられます。
歯並びが悪くの審美的な問題が、精神的なストレスになることもあります。

このように、噛み合わせが私たちにもたらす影響は思った以上に大きいのです。

噛み合わせが悪くならないための予防方法
さて、悪い噛み合わせは全身、そして精神的にも悪影響を与えるということをご説明致しましたが、噛み合わせが悪くならないための予防方法についてご紹介させていただきます。

1.姿勢を良くする
噛み合わせが悪くなる原因の一つには、姿勢の悪さがあります。
よく猫背になってしまう方や、座りっぱなしの作業が多い方は特に、良い姿勢を心掛けましょう。
良い姿勢をキープすることで体幹が鍛えられ、身体のバランスが整いやすくなります。

2.歪みを生じさせる生活習慣を見直す
「足を組む」「いつも同じ方の方にカバンを持つ」など、左右のバランスを崩すような行動は避けましょう。
私たちは普通に生活を送るだけでも、重力により少しずつ歪みが生じてしまいます。
そこへさらに上記のような行動をすると、重心のバランスを崩してしまうので、出来るだけ均等になるように心がけて生活を送ってみましょう。

3.片側ばかりで噛まない
左右どちらか咬みやすい方ばかりで噛む癖はありませんか?
噛み合わせの問題や、身体の使い方の癖などで噛みやすい側ばかりで噛むことは、
下顎を歪める原因の一つです。左右どちらかの顎の筋肉や関節に過度な負担をかけることになるからです。
また、物を噛んですり潰すのは奥歯の役割ですが、奥歯ばかりで噛んでいると、下顎が奥に下がりやすくなり、噛みしめる癖がつきやすくなります。咬み切るときには、犬歯を使うなど、それぞれの歯を過不足なく使う習慣をつけましょう。

4.ストレッチやマッサージなどを行う
身体に歪みが生じると、血行の流れが悪くなり、様々な部分に影響が及びます。
首や肩などに余計な力が入ってしまい、筋肉が固まってしまう原因にもなります。
そこで、定期的に簡単なストレッチやマッサージを行って、血行促進をしましょう。
勉強や仕事の合間に少しストレッチしたり、夜寝る前にマッサージをしたり、なるべく凝りを持続させないようにすることで全身のバランスを元に戻すことが大切です。

5.歯並びや噛み合わせの矯正を行う
もし、現在ご自身の歯並びや噛み合わせが悪いと感じている場合には、辛い症状が出る前に、矯正を行っておくのも良いかと思います。
正しく噛もうとしても、すでに噛み合わせが悪い場合には、正しく噛む事はできません。
心配な方は、噛み合わせの診断を行っている歯科医に相談してみましょう。

まとめ

さて、今回は悪い噛み合わせで起こる身体の不調やその予防方法についてご紹介させていただきました。
噛み合わせを改善すると、顎関節症などの症状がある方だけでなく頭痛や肩こりなど、慢性的になっていて「もう諦めていた…」という方も、改善する可能性があるかもしれません。
是非一度ご自身の噛み合わせが問題ないかをチェックしてみてください。


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