下痢と姿勢の思ってもみなかった関係性

背中が痛い原因

「ちょっとしたことでお腹を下してしまう…」「慢性的な下痢体質で困っている…」という人が多いようです。
このような悩みを抱えている人に共通しているのが猫背という特徴です。
つまり、「猫背の人ほど慢性的な下痢になりやすい」と言われています。
姿勢の悪さと胃腸の弱さは一見すると無関係ですが、実際は慢性的な下痢と密接な関連性があります。
さらに姿勢の悪さが引き起こす弊害が下痢の症状を進行させる悪循環を生んでしまうのです。
もし原因不明の下痢に悩まされているなら、猫背などの悪い姿勢が引き起こしている可能性があります。
そこで、姿勢の悪さと下痢の関係をご説明しましょう。

猫背は胃腸の下垂に繋がるおそれアリ!

猫背のように前かがみの姿勢が癖になってしまうと、内臓に掛かる負担も少なくありません。
本来ならば真っ直ぐの状態の身体が曲がっているのですから、中にある内臓の場所も徐々にずれてしまいます。
しかも、自覚症状を伴うことなく内臓の位置が変化してしまうため、多くの人が無意識のうちに慢性的な下痢を患ってしまうのです。
特に胃腸は骨格に囲まれた場所にあり、姿勢の悪さがダイレクトに影響します。
正常な位置よりも下方向へとずれる下垂状態となり、胃腸の健全な働きを妨げてしまうからです。
さらに致命的なのは胃腸の下垂によって血流が滞ってしまうことです。
血流が鈍くなった胃腸は消化やぜん動にも影響がありますので、慢性的な下痢として症状が慢性化してしまいます。
このように猫背が胃腸の位置に悪影響を与えることで、下痢の原因になってしまうのです。
一見すると無関係に見えますが、悪い姿勢を続けていては下痢の慢性化にも繋がってしまうでしょう。
もし原因不明の下痢に悩んでいるなら、普段の姿勢から見直してみてください。

猫背と自律神経の関係って?

猫背で悪い姿勢の習慣がついてしまうと、身体の骨格が知らず知らずのうちに歪んでしまいます。
猫背の状態で顎を上げるような姿勢にすると、頭蓋骨と首の骨の境目が詰まるように折れ曲がり、自律神経に負担をかけます。
更に脊髄は脳脊髄液で包まれており、この脳脊髄液の循環が悪くなってしまうと脳の機能低下が生じ、自律神経が乱れてしまいます。
また、脳脊髄液の流れが悪くなると、頭痛、頭重、目の奥が疲れる、重い、思考力が低下する等が起きます。
早めに姿勢の矯正や良い姿勢の習慣付けをして、骨格や自律神経への悪影響を避けた方が良いでしょう。

猫背は筋肉にも関連アリ?

猫背の原因のひとつと言われているのが筋肉の衰えです。
腹筋や背筋の衰えでバランスが崩れてしまうと、前かがみの猫背姿勢になってしまいます。
こうして筋肉の衰えで猫背になると、より一層と悪循環を引き起こします。
例えば筋肉の衰えは自律神経にも作用します。
正常な筋肉バランスを保てていないので、自律神経を的確に保持できなくなるからです。
そして、負担が掛かった自律神経は胃腸などの消化器系の働きを狂わせてしまいます。
これが慢性的な下痢の原因であり、長く苦しんでしまう原因でもあります。
そのため、原因不明の下痢で悩んでいるなら、意識して身体の筋肉バランスを整えてみましょう。
筋トレなどの本格的な鍛えかたでは無くても、正しい姿勢を意識しているだけで身体の筋肉バランスは蘇ってきます。
ちょっとした空き時間に背筋を伸ばすだけでも効果がありますので、猫背の人は姿勢を小まめに正してみてください。

顎関節症が猫背の原因に!

猫背のように悪い姿勢を続けていると、慢性的な下痢のおそれが生じてしまいます。
しかし、意識して猫背を治そうとしてもなかなか正しい姿勢は身につきません。
長年の癖で治りにくいだけではなく、歪んだ骨格を矯正しなくてはならないからです。
そこで注意したい点としては、骨格の歪みの原因をしっかり突き止めておくことです。
骨格の歪みは様々な原因で引き起こされており、なかには分かりにくい原因も少なくありません。
なかでも、顎関節症が原因になっている骨格の歪みは自覚しにくくなっています。
特に歯の噛み合わせがずれていると、頚椎や脊髄の歪みにも繋がるので注意しましょう。
したがって、顎関節症を自覚しているなら早めの治療をお勧めします。
骨格の歪みを矯正するだけではなく、原因の分からない慢性的な下痢を解消することにも繋がります。
日常的な下痢症状に悩まされているなら、顎関節症の疑いがないか調べてみてはいかがでしょうか。

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